2009年8月14日 立山室堂にいってきました。

子連れのライチョウに出会うことができました。


鳥見仲間Nさん、Hさんと一緒に13日の昼3時半に南伊勢を出発し、立山駅に23時に到着。
関〜亀山JCTの間の渋滞を覚悟し、新名神〜名神〜北陸道のコースを選んだ。
やはり関〜四日市は渋滞していて途中の亀山JCTまではノロノロ運転だったが新名神に入ったとたん快適に。
その後、米原の手前で少し渋滞があったが北陸道はスムーズで、余裕で立山駅に着いたので
計画通り始発までに仮眠することができた(とはいっても車の中は窮屈で眠りにくい)

早朝4時頃になると駐車場では登山客が起き出して動き始める。
我々も始発の切符を手に入れるべく、準備を整えて駅が開くのを待った。
お盆休みは5:40に始発が出るので駅が開くのも早い。4時過ぎには窓口で待つ。
しかし、霧のような小雨が降り止まない。天気がとても心配だ。
切符売り場の窓口の白板に室堂の天候は晴れ・視界良好と書かれていて、
いつの情報ですか?と駅員さんに聞くと今の情報だという。(まだ信じられない)

ケーブルカー〜低公害バスを乗り継いで現地に向かうが道中は霧雨の中で真っ白。
後ろの座席でNさんHさんの「これではダメだな」などと言っている声が聞こえる

標高2000mを越した辺りで突然晴れ間が現れた!
雲の上に出たのである。抜けるような青空に一同大喜び。



ライチョウを求めて「みくりが池」周辺の遊歩道を歩くと目の前にカヤクグリが
飛んで来て遊歩道の杭に止まった。そのままハイマツの中に入っていったが
ヒナの声がしていたのでどうやら子育ての真っ最中らしい(餌の虫をくわえている)


もう少し池の周りを進むと、またカヤクグリが現れた。


その辺りで室堂の自然保護員の方に会ったのでライチョウ情報を聞くと
今年は晴れた日が少なく、ヒナが冷えてしまい室堂ではヒナが全滅してしまったとのことである。
「えぇ〜っそんなぁ〜」一同落胆、、。
それでも一応、今朝ライチョウが見られた場所を教えてもらい移動すると
一人のバーダーが観察中でしかもヒナも見られるというではないか。

足輪から2007年に標識された個体と判明。(ヒナは3羽確認)




自然保護センターに報告すると、ヒナが無事に育っていることを大変喜んでおられた。


イワヒバリも人を恐れない。


希少な高山蝶 クモマベニヒカゲ 


たくさんの高山植物も楽しむことができた。







朝7時から11時まで歩き回り 最後に雪渓を見上げてから室堂を後にした。



立山駅に下りたらまだ雨が降り続いていた。
NさんHさんも大満足の一日だったようだ。


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