2012年7月28〜29日 信州の高原に蝶を求めて

まずは、高ボッチ高原から


入り口が狭くて、通り過ぎてから気付きました。


牧草地周辺のアザミ群落におびただしい数のヒョウモン類が群れています。


よく見ると、ウラギンヒョウモンがほとんどです。


建物の壁にエルタテハが数頭とまっていたので、地面に下りるのを待ちました。


車のタイヤにとまったのは、ヒメヒカゲ。


高ボッチ高原自然保護センターに立ち寄り、この時期観察できるものを調べたら
アカセセリが見られるかもしれないことが判り、探しました。




アルプス公園に移動

まずは、目的のオオムラサキ。
来るのが2週間ほど遅かったので、ほとんどがボロでした。


ミヤマカラスシジミがちらほら、、。


キボシアシナガバチ?の巣。蛹室の黄色いキャップが面白い。


他に、コミスジ、オオミスジ、トラフシジミが見られたが、気温が30℃以上あって
暑くてたまらないので再び高原に移動することにした。
アルプス公園近くのリンゴ畑では、少し色づいたリンゴが見えた




美ヶ原高原に移動

途中、道路沿いにニホンカモシカが草を食んでいて逃げなかったが後続車がいて
撮影かなわず、残念。 延々と急な登り坂が続き、エンジンが心配だ。

美ヶ原に到着、やはり涼しい。


牧草地で、見晴らしは良いけど何もありません。


雷が鳴って急に雨が降り出したので、松本に向かうことにした。

下山途中の民家の花畑にスジボソヤマキチョウを発見。薄い緑っぽい黄色が美しい。


ジャノメチョウはどこにでもいたけど、花にとまったので撮影。


松本に下る途中、「松本近道」という道標を見つけた。
確かに近道だったけど、もの凄い急坂で道路脇に(緊急避難所)が沢山設けられていた。
この「松本近道」はイカンやろ。あまりの急坂で2ndギヤで下ってもどんどん加速してしまう。
途中、ちょっと停車してブレーキを冷ましたよ。(ブレーキが効かん車くらい怖いこたーない!)


2日目 松本〜奈川〜野麦峠〜長峰峠〜開田高原

上高地へ立ち寄りたい誘惑を何度も振り払いながら、奈川の道の駅に到着。
奈川は良いところですね。我が町とは雰囲気が180度異なります。
畑には、茶豆の花が咲いていました。


ひょっとして珍しい蝶か?と思って撮ったのは、ヒメシジミ。


クモの巣に引っ掛かったクジャクチョウを見つけた。
なぜかクモがいないので、網から外して逃がしてやります。


花にとまっているクジャクチョウ。


野麦峠に向かう。
オートキャンプ場に立ち寄ったら、コムラサキが多く見られた。
管理棟の窓に閉じ込められていたのを手に移して逃がしてやる。


野麦峠のお助け小屋


野麦峠を木曽方面に下る。車の通行は少ない。
路面の獣糞にもたくさんのコムラサキが群れている


長峰峠に到着、ゴイシシジミはまだ出ていない。
ヨツバヒヨドリにキバネセセリがいた。イチモンジセセリより一回り大きい。


開田高原を通って帰路に着く。
開田高原水生植物園のワスレナグサはそこそこ咲いていた。





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